野外劇&仮設劇場「水族館劇場」のテント芝居・構築リポート <2008-2012>

スナップの最近のブログ記事

ほおずき小屋の建込み

今年も駒込大観音ほおずき千成り市(毎年 7.9, 10)の準備が始まりました。
博多公演から東京に戻られた水族館劇場の劇団員たちが、ほおずき小屋を組み立てていきます。

pray for 3.11

古書ほうろうにて開催中の鉱石の夢展』中原蒼二の見た幻/津田三朗の技/もうひとつの近藤ちはる(2011.11.26~12.3)では、福岡在住の造形・装置作家、津田 三朗さんが水族館劇場公演において作られた小道具が展示されています。
津田三朗さんが『ココロイキ88〜東日本震災被災者支援アートバザール&トーク@ART BASE 88』(紺屋2023 #306:福岡市中央区大名)の開催(2011.4.1)で出品された鉄の人型オブジェ(10センチ弱)。溶接で作られた鉄の人形は、一体一体ちがう風貌を持ち、とても味わいがあります。津田さんはその後も少しずつですが鉄の人形を、東北大震災の支援のために作り続けています。人形を購入された金額は支援金となり東北へ送られます。
今回、水族館劇場2011秋公演と『鉱石の夢展』に合わせて、古書ほうろうに7体やってきました。アルミプレートのタグには「pray for 3.11」と刻まれています。(11/27現在、4体)
初期の頃の鉄の人形は仕事場の破材や残材から作られていましたが、その後は被災地の瓦礫の中から拾って貰ったハリガネや鉄板の切れ端を、知人のアーティストに頼んで持ち帰ってもらったものを加工しているそうです。古書ほうろうでの作品は、最近作られた 15体のうちの一部です。
被災地のドロのような海に立っている女性の立ち姿、どことなく凛々しいその姿に近づきたいんです』(津田三朗さん)
pray for 3.11
 
津田三朗 鉄オブジェ PRAY FOR 3.11古書ほうろうの日々録
<http://d.hatena.ne.jp/koshohoro/20111130/>

赤い木馬の記録

akaimokuba
 

定期公演がなくなった本年も、「駒込大観音[こまごめおおがんのん] 四万六千日[しまんろくせんにち] ほおずき千成り市[せんなりいち]」が近付けば、水族館劇場の劇団員の方々が誰かしら準備の手伝いに参加されています。
 
『ほおずき千成り市 千成りの輪』の序にあります光源寺 島田 富士子さんの文章を引用します。

13年前の 7月 9日、四万六千日の縁日が何の知らせもなく途絶えました。・・・[中略]・・・
 その年は法要だけ行い、お賽銭のがチャリ〜ンと聞こえて侘しかったです。
次の年の四万六千日は、ちょうど水族館劇場が境内でテント芝居を始めた年。公演が終了した数日後、主演女優の千代次さんや団員の方に、和風の[しょう]や笛の音楽をお願いしました。・・・[後略]・・・
 
ほおずき千成り市によせて」より抜粋しました

 
13年の歳月のうち、光源寺の改修工事のためや九州公演のために、駒込大観音での公演がない年がありましたが、千成りほおずき市の手伝いには毎年駆けつけてくれています。
今日も 4名の劇団員が休日を返上し、準備作業をしていました。
水族館劇場

"黒い夜"の跡

光源寺境内、駒込大観音参道脇に丸太で組まれている骨組みは、「ほおずき千成り市」(毎年 7/9、10)に使われる、ほおずき小屋。丸太の小さな落書きの文字は"N Noir"・・・。
Noir
水族館劇場 2008年公演『Noir 永遠の夜の彼方に
 
限りなく永遠へ近い"四万六千日"のご利益は「ほおずき千成り市」にあるかもしれない(・・・ないかもしれない)。

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