野外劇&仮設劇場「水族館劇場」のテント芝居・構築リポート <2008-2012>

博多-fukuokaの最近のブログ記事

さよなら海の砦

2012年 5月。10~12日と29〜31日と二度、福岡に訪れました。ほとんどの時間はベイサイドプレイス博多にいましたが、それでも iPhoneではずっと andymoriをガンガンにかけながら夜の天神を歩きまわり、駆け足で小倉と箱崎をまわり、久しく忘れていた旅の気分を味わいました。
水族館劇場博多公演は、これから怒涛の終盤戦へ臨みます。芝居も日々、研磨され、修正されて完成度が増すでしょう。観客も口コミとリピーターを増やしつつ、益々盛り上がるでしょうけれど、一足お先に帰途につきます。博多公演で会った劇団員やスタッフは、なんだか東京で観ていたときより伸びやかで楽し気にも見えたのは、やはり久しぶりの旅行気分だったのかもしれないな、などと思いながら再び東京へ、日常生活へ帰るのでした・・・。
再びここへ来ることはあるのでしょうか。
博多ポートタワー
 
あるといいな。 
 

「NADJA 夜と骰子とドグラマグラ」観劇二日目。
水族館劇場 蜃気楼劇場「海の砦」
 
水族館劇場はクライマックスの水落しとともに、オープニングの野外劇も見せ所です。蜃気楼劇場「海の砦」を仕掛け満載の天幕代わりにしたプロローグは、これから劇場内で始まる本編への期待を否が応にも高めます。
二人のモヨコ
 

海の砦と博多ポートタワー

九州大学 箱崎キャンパス内総合研究博物館第一分館倉庫で「場を越える ー大水族館劇場展 星澄ム郷からー那珂川水上バス(福博みなとであい船)を使い、天神中央公園(福博であい橋)からベイサイドプレイス博多へ。
船上から眺める蜃気楼劇場「海の砦」と博多ポートタワー
那珂川水上バス
 

水族館劇場博多公演「NADJA 夜と骰子とドグラマグラ」にあわせて、九州大学 箱崎キャンパス内にあります、九州大学総合研究博物館第一分館倉庫(旧工学部知能機械実習工場)では、九州大学総合研究博物館・水族館劇場恊働特別企画による美術道具・宣伝美術展示「場を越えるー大水族館劇場展 星澄ム郷からー」が開催されていました。(2012.5.21.Mon.-6.10.Fri.)
場を越えるー大水族館劇場展 星澄ム郷からー
 
近藤ちはるさんによる歴代ポスター、チラシやチケット、機関紙「Fishborn」などのアートワーク。中原蒼二さんが撮り続けた水族館劇場の写真。真生雲母さんがつくる、芝居の小道具として使われた数々の面や特製チケット。津田三朗さんがつくる、関節人形や標本、ミイラなどの舞台美術やオブジェ。ほかにも水族館劇場スタッフによる飛行機や木馬などの大道具。劇団初期からの記録写真など。多岐にわたる資料を展示しています。
場を越えるー大水族館劇場展 星澄ム郷からー

海の砦へ

2012年 5月 29日。水族館劇場 博多公演「NADJA 夜と骰子とドグラマグラ」を観るために、東京から福岡(博多)へ。
水族館劇の仮設劇場(蜃気楼劇場「海の砦」)建込みのときに上空に飛んでいた飛行機は、つまり搭乗してみれば眼下に「海の砦」を見渡せるということだろうという予想の通りなのでした。
博多港
 
空港から地下鉄を使い「中洲川端」で下車し、天神中央公園(福博であい橋)に走ったものの、那珂川水上バスの最終便は行った後。しかたなく那珂川沿いを歩き、ベイサイドプレイス博多を目指しました。
たどり着けば、すでに開始されてている受付を済ませた人たちがちらほら。約二週間前に骨組みだった「海の砦」は、前面を枝葉に覆いながら異様な存在感を醸し出していました。
水族館劇場「海の砦」 NADJA 夜と骰子とドグラマグラ
 
NADJA 夜と骰子とドグラマグラ」の物語は巧く言い表せません。プロローグは本当にワクワクしました。本編は出演者が多く、いくつものエピソードや回収されないままの伏線がいくつも。それでも力技でねじ伏せるような圧倒的なクライマックスと、その後の千代次さんによるエピローッグに胸を熱くさせられました。

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